お客さんの情報量

近年美容室に来るお客さんがかつてと異なるのは、ものすごい量の情報量を持つようになった、という事ではないでしょうか。かつては美容室に来るまでは自分の仕上りのイメージはかなりアバウトなものだったと思います。どんなヘアスタイルになりたいか?と言われても有名人のヘアススタイルだったりスタイルブックで見るヘアスタイル程度のことだったでしょう。ですが最近はお客さんが持っているヘアスタイルやヘアケアに関する情報量はかなりのものになってきました。そもそもヘアスタイルに関する興味と言うのは以前とは比べ物にならないものになってきていますし、そのにかける時間やお金もかつてよりもかなり増えたと思われます。それだけ豊かな生活になったんですよね。そしてインターネットの普及によりSNSなどでプロが紹介するヘアスタイルばかりではなく、お客さん同士が「この美容師でこんなスタイルにしてもらった」と発信する事も出来るようになりました。どうやったらそのヘアスタイルになることが出来たか、という事も細かに発信されています。ですからかつてよりもお客さんはより具体的にオーダーする事が出来るようになりました。そしてそのためにお客さん自身で自分のヘアスタイルの仕上りをイメージし期待するようになったと思われます。そしてそのことがより一層「思っていたのとは違う」というクレームを産む事になっているかもしれません。

イメージの問題

クレームの中で多いのは、仕上がりに対してお客さんから「思っていたのと違う」という事でしょう。それは「短すぎる」「長すぎる」「軽すぎる」といった具体的な事ならば次回からのクレームを防ぐ手立てが出来ると思うのです。ですが「イメージが違う」「思ったのと違う」と言われるだけでは、何がどう違ったのか、という事を検証しなくてはなりません。そしてそれは実際にはとても難しい事だと思います。お客さんの頭の中に描かれていたイメージを美容師が全く同じように共有する、という事はかなり難しい事ですし、さらにたとえかなり近いイメージを共有できたとしても、その通りのヘアスタイルにする事も難しいですし、美容師的に多少のアレンジを加えた方が良いと判断してしまう事もあり得ます。いかにお客さんが描いているイメージを共有できるか、そしてその共有したイメージを美容師の提案で多少変更する場合に、それをお客さんがいかに理解して、いかにアレンジされたイメージを美容師と共有できるか、という事がポイントとなります。そしてもしもその共有が曖昧である場合には、美容師はお客さんが自分で描いた最初のイメージよりも、仕上がりを見た時の方が満足できるぐらいその人をキレイに見せるヘアスタイルを提供する努力をしなくてはならないでしょう。

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